What’s
“able Project” ?
エイブルプロジェクトとは?

みんなの、愛と自由のために

愛と自由に満ちた世界の第一歩、
「able! Project」はじまります。

何かを「できる」ということの
喜びを広げる

英語で障害者を表す言葉は「disabled people」 disableは、
できる(able)に否定のdisがくっついた「できない」という意味の言葉です。

このプロジェクトの目的は、「障害者=できない(ことがある)人々」から、
この否定の「dis」を取り払い、
ひとつでも多くの「able」をつくっていくことです。そして、
「できる」という「喜び」を広げていきます。

able! Projectが
解決すること

Solution

現状・課題

  • 工賃が上がりにくい
  • 利用者がやりがいを
    持ちにくい

解決方法・
ソルーション

やりがい
働く喜びの醸成

障がいのある人が技術を習得し、高品質な製品を自らの手で製作・販売し、お客様に製品の魅力を感じた上で購入してもらう

工賃の向上

製品の収益によって、平均よ高い工賃を実現する

継続的な事業運営

お客様にもプロジェクトに参加いただき、継続的な事業に育てていく

代表者挨拶

Message From CEO

株式会社TENGA 代表取締役

松本 光一

KOICHI MATSUMOTO

できるの喜び、みんなのものに

TENGAがはじめる新しい障がい者就労支援「able! project」についてお話をします。
まず、なぜTENGAが、障がい者支援をしたいと思ったのか、それからお話しさせてください。


TENGAには、創業から17年間、ずっと大切にしているビジョンがあります。
「性を表通りに誰もが楽しめるものに変えていく」

人の根源的な欲求である性を誰もが楽しめて、一人一人が自分らしく生きられること。
そして、互いに多様性を認め合える「愛と自由にあふれる世界」を目指しています。
TENGAは、そんな世界に向かって、プロダクトの提供だけでなく、いろんなチャレンジをしてきました。


たとえば、TENGAヘルスケアという、性機能の悩みや、不妊の改善に繋がる製品の研究と開発を行っています。
そして、TENGAヘルスケアが運営する「セイシル」というサイト。
青少年のもつ性の疑問や課題を解決するために、性に対する大切なことが分かりやすく記載されています。
高齢者における性の課題の改善も進めてきました。いくつになっても、性というものが満たされていることをサポートしていきたいです。
そして、障がいを持つ方々が抱える性の悩みの改善 にも努めてきました。
そんな中で、障がい者支援を行う事業者さんや団体とともに活動するようになり、「障がいをもつ方の働く環境」についても知るようになりました。
障がいをもつ方々は、働く喜びと満足な収入を得ることが難しい、とされています。
そんな常識を変えようと奮闘する事業者さんや、就労支援の取組みが全国に増えてきていますが、僕たちTENGAにも、もっとできることがあるんじゃないか、役に立てることがあるんじゃないか、そう思うようになりました。


障がいが有る・無しにかかわらず、だれもが「働く喜び」を感じられる世の中に変えていきたい。
自分たちにできる方法で、より良い変化を起こすチャレンジをしたいと考えました。
その想いから生まれた新しい取り組み、それが「able! project」です。
英語で「障がい」を表す “disable” は、「できる」の “able”に、否定の “dis” がついた「できない」を意味する言葉です。
僕たちはこの「dis」をなくしたい。
「できないこと」に目を向けるのではなく「できること」に目を向ける。
そして一人ひとりの「できる」がつながって、これまでできないと思っていたことも「できる」に変えていく、それが「able! project」です。そのベースとなるのが「able! FACTORY」です。
able! FACTORYは、障がいをもつ方がモノづくりの技術を学びながら働き、収入を得ることができる就労支援施設です。
ここではまず、技術を習得するところから始まります。
自分が頑張って覚えた技術でモノをつくる事の嬉しさ、出来たときの喜びは、他では得られないモノです。とても嬉しいです。その喜びを感じていただきたいと思っています。
そして、想いを込めたものをつくり、そこから収入を得ることで「できる」事の喜びを感じて欲しいと思っています。

そして、もう一つ感じて欲しい大切なことがあります。
それは、人に喜ばれている、必要とされている、役に立っているそういう実感の中で働く、「働く喜び」です。僕自身、TENGAのプロダクトに対して「いいものつくってくれてありがとう。」そういう言葉にものすごくうれしい気持ちになったことが何度もあります。
内側から湧いてくる喜び、その喜びをどうしても伝えたいんです。感じてほしいんです。
モノづくりを通して 「働く喜びを作り、広げる場所」そんな場所を目指しています。


「able FACTORY」ではひとりひとりの特性や「できること」に合った仕事を見つけていきます。どんな仕事があるのか、主な仕事を紹介します。

1つ目は衣料品への印刷。
シルクスクリーン印刷を中心に、Tシャツなどさまざまな衣類に印刷をしていきます。ファクトリー内では版下の制作も行います。

2つ目はパソコンのリペアです。
毎年たくさんのパソコンが捨てられています。それら使えなくなったパソコンを回収し、再生します。そして、良質なリペアパソコンとして低価格で販売します。

3つ目は、通販サイトの運営です。
able! FACTORYで生み出された衣料品やパソコンなどは「able! STORE」で販売します。
また、握力が弱くても保持することができる「TENGA用カフ」や「irohaの用カフ」。
こちらはable FACTORYで製作した、手の不自由な方に使いやすいマウス。目線だけでポインターが動かせる視線入力式のマウスなど、able FACTORYでは様々な悩みに対応できる補助具を開発していきます。
通常はとても高価な補助具も、工夫してコストを抑えて制作することで、低価格で提供をしていきます。


これまでいくつかの仕事を紹介してきましたが、able FACTORYにもう一つ大切な仕事があります。

それは「able! TENGA」を生産することです。
able! FACTORYの中で最終工程でシュリンクフィルム包装の最終工程を行います。

「able! TENGA」パッケージのアートは、障がいのあるアーティスト「山野将志(やまのまさし)さん」の作品です。
奈良のアートセンターHANAさんにお邪魔した際にお会いし、作品を拝見させていただきました。
実際に拝見した際に、とても熱くて力強い作品で、一瞬でファンになってしまい、山野さんにお願いしてパッケージにさせていただきました。

able projectでは、今後も障がい者の方々のアート作品を活かした製品をつくることで、アーティストをサポートしていきます。


そして、この「able! TENGA」 はこれまでとは少し違う取り組みです。
このTENGAは、皆さんが1つ購入してくださるごとに、障がい者支援として100円が寄付されます。
みなさんが参加してくれることによって、たくさんの笑顔が生まれます。
「TENGAを使うことが、他の誰かの笑顔に繋がります」それが「 able! TENGA 」です。

このみなさんと協力することで生まれる 「able! TENGA」の一個100円の寄付金、そして、able! STOREで得た売上の一部は、障がい者支援やサポートに有効に役立てていきます。
できるだけ困っている人に直接サポートできるように活動していきます。

自分たちが働いたことで得た売上によって、他の障がい者をサポートしていく。
「自分が社会に貢献している」そういう実感こそが「働く喜び」につながっていきます。
これが able! projectが目指す障がい者の自立支援であり、新しいサポートのかたちです。


施設にはFACTORYと併設の「able! CAFE」がございます。
able! CAFEはみなさんとのコミュニケーションの場所です。
障害のある方にCAFEのスタッフとして働いてもらい、お客様と楽しくコミュニケーションできることを目指しています。
「able! CAFE」と「able ! FACTORY」では、定期的にワークショップを開催していきます。
障害をもつスタッフとみなさんが、いっしょにケーキを作ったり、Tシャツを印刷したり、いろんな体験を通じて「できる」の喜びを共有して一緒に笑う。
ここに来てくれる子どもたちが、一緒にモノを作ること・触れ合うことによって、障がい者も健常者も違いがないと感じていただけたらと考えています。
障がいのある方も、そうでない方も、大人も、子供も、犬も、「分け隔てなく楽しくコミュニケーションして、「できること」の喜びを共有すること。」それは、多様性を認め合うことに繋がります。
able! CAFEはそういうコミュニケーションの場所を目指していきます。
able! CAFEでは名物「able焼き」と 自慢の「キッシュ」など様々なメニューをご用意しておりますので、みなさまに是非ともご賞味いただきたいです。


最後に、みなさまにお願いがございます。
「able projectに参加してくださるパートナーを募集しています。」
■Tシャツや衣類へのプリントの依頼をお待ちしております。
able FACTORYでスタッフが1枚1枚丁寧に仕上げていきます。
小ロットでも、是非お気軽にご相談ください。
■使えなくなったパソコンを回収しております。
廃棄となるパソコンがございましたら、able FACTORYまでご連絡ください。
■一緒に働いてくれる仲間を募集します。
今日の話をきいて興味をお持ちいただいた方、一緒に働いてみたい方は、是非ご連絡ください。安心して働けるように、しっかりサポートしていきます。


障がいのある人も、そうでない人も、協力することでこまっている人たちをサポートする、そして、笑顔にしていく。

みなさんと協力することで、これまでできなかったことを「できる」に変えていく。
こういう助け合いが当たり前のようになって、みなさんと楽しくできたらいいなと思います。どのような助け合いができたかは、今後WEB上でご報告します。

みなさんと協力してたくさんのサポートを実現していきたい。
「みなさん、いっしょに笑顔を増やしていきましょう。」

「できるの喜び、みんなのものに」
“able! project ”はじまります。

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